研究活動

学会にて発表!!~黒酢のエネルギー代謝改善効果~

黒酢含有食品のエネルギー代謝改善効果について
二重盲検クロスオーバー比較試験を実施

株式会社えがおは、11/30~12/1にかけて『第16回日本補完代替医療学会学術集会』にて、黒酢含有食品の有効性に関する研究『黒酢含有食品のエネルギー代謝改善効果』について発表しました。

黒酢含有食品の効果

研究結果より、黒酢含有食品の摂取と適度な運動を合わせて継続することで、体脂肪を減らし、筋肉が減らないよう維持ができ、エネルギーの代謝があがるという効果が示唆されました。

研究内容

目的
軽度肥満成人に「黒酢含有食品」を試験食品として、試験食品または、プラセボ食品を12週間摂取してもらいました。また、同時に毎日10分程度の運動をすることで、体脂肪が減るという効果に加えて、エネルギーの代謝があがるという効果に及ぼす影響を検討しました。
方法
実験の対象となる軽度肥満の男女44名を無作為に、黒酢を含有する食品(アクティブ)または、黒酢を含有しない食品(プラセボ)に割付しました。そして、12週間摂取してもらうと共に毎日10分間程度のダンベル運動を行ってもらいました。摂取6及び12週後に、有効性評価のために、腹部CTスキャンによる脂肪面積測定、呼吸代謝システムによるエネルギー代謝測定、インビーダンス法による骨格筋率測定、身体測定を実施しました。
結果
群間比較において、ヒップ周囲径の減少傾向、骨格筋率の低下抑制傾向、郡内比較において、運動時のエネルギー消費量の減少抑制傾向が認められました。また、腹部脂肪面積においては、群間に有意差は認められませんでしたが、0週時の内臓脂肪面積が100cm2(2はcmの右上にお願いします)以上の女性の内臓脂肪面積に有意な減少が認められました。
■アクティブ
効果を調べたいもののこと。(被験食品・試験食品ともいいます。今回の試験では、『黒酢含有食品』が該当します。)
■プラセボ
摂取しても何の影響も出ないもののこと。(偽薬とも言います。見た目はアクティブと変わりません)
■盲検
実験の対象になる人が、自分の摂取する食品がアクティブなのかプラセボなのか、わからない状態で行う試験のこと。
※盲検を行うと、実験の対象になる人は自分の摂取するものが効果のあるものかどうかがわからないので、プラセボ効果(食品に含まれる成分の影響ではなく、思い込みの効果によるもののこと)が出にくくなります。

用語解説

二重盲検とは…

被験者だけでなく、被験食品を渡す側も知らない試験のことです
二重盲検を行うときには、被験食品を摂る被験者、試験の方法を指示して被験食品を渡す医師や医師の代わりに各種データを測定するスタッフ、試験を依頼する人も試験が終わって結果が出るまで被験食品とプラセボかどちらかわからないようになっています。

クロスオーバー試験

2つのグループで時期をずらして試験をしたい食品を摂取してもらい、結果を比較する試験方法のことです。被験者は摂取休止期間をおいて被験食品とプラセボ食品の両方を摂取することになります。同じ人で結果を集計することでばらつきが小さくなり、また、1グループ1試験の時と比べて人数当たりの結果が2倍になるため、少ない人数でより多くのデータを取ることが出来ます。

腹部CTスキャン…

CTスキャンは体の断面の画像を撮影する技術です。
腹部の断面画像を撮影することで、全体の腹部脂肪面積はもちろん、皮下脂肪面積、内臓脂肪面積も正確に測ることが出来ます。

呼吸代謝システム…

呼気中の酸素や二酸化炭素の濃度を測ってどのくらいエネルギー(kcal)が消費されたかを測定する方法です。
炭水化物や脂肪が消費される際には一定の割合で酸素が取り込まれ、二酸化炭素が吐き出されます。その量をもとに計算をしてエネルギー消費量を求めることが出来ます。

インピーダンス法…

身体に弱い電流を流して、体脂肪を測定する方法です。一般的な家庭にある体脂肪計はほとんどがこのタイプです。 脂肪は電気を通しにくい性質を持つため、電気の通りにくさで脂肪の量を計算します。