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株式会社えがお
「血のめぐり」が気になる方に

血液サラサラを目指せ!
血液ドロドロ解消のための生活習慣

血液がドロドロ、つまりスムーズに流れない状態を放っておくと、血管や心臓が血液を全身に循環させる妨げとなって、さまざまな疾患を発症するおそれがあります。ドロドロになる原因は何なのでしょうか。思い当たる節がある人は、生活習慣の見直しをはかり、血液をサラサラに変えましょう。

悪玉コレステロールが血液ドロドロの主原因に

血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)などが動脈の内側にたまると、ドロドロとした粥状物質(プラーク)になります。また、血液中の中性脂肪の量が増えた場合も悪玉コレステロールを増やしてしまうため、結果的に、血液ドロドロ状態が心配されます。
このように動脈の内側がドロドロになった状態は粥状動脈硬化と呼ばれ、血管が狭くなったり、プラークからできた血栓で血管が詰まったりしやすくなります。すると当然ながら血液の流れがとても悪くなって心臓にも負担がかかり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞を引き起こす原因となってしまいます。

悪玉と言われるLDLコレステロールですが、その値が正常であれば問題はなく、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶという役割も担っています。しかし、知らず知らずのうちに必要以上に増えてしまい、実は血液がドロドロ状態になってしまっているという可能性も考えられます。
重篤な病気につながりかねない血液ドロドロ状態を改善するには、LDLコレステロールを増やし過ぎないことが大事です。そのために普段から意識しておきたいポイントがいくつかあります。早速、見ていきましょう。

血中LDLコレステロールを下げるためのポイント

  1. 1.体重を適正にする:内臓脂肪が増えると血液中の中性脂肪が増え、LDLコレステロールが増えてしまう。「身長(m)×身長(m)×22」を適正な体重の目安にする。
  2. 2.コレステロール摂取量を制限する:卵類などの高コレステロール食品や、動物性脂肪を取りすぎないようにする。
  3. 3.飽和脂肪酸の摂取量を減らす:飽和脂肪酸には血中コレステロールを上げる作用があり、肉の脂身や鶏皮、バターや乳脂肪などに多く含まれる。
  4. 4.植物油を料理に使う:オリーブオイルには、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が含まれていて、LDLコレステロールを下げる働きがある。
  5. 5.食物繊維を食べる:食物繊維には血中コレステロール値を下げる作用がある。多く含まれる野菜や海藻、納豆などの食品を食べたり、主食を精白度の低い胚芽米や麦飯にしたりする。

血液ドロドロを引き起こす喫煙習慣

喫煙習慣は健康面にいろいろな悪影響を及ぼしますが、血液がドロドロになる現象も例外ではありません。喫煙は、動脈硬化などの循環器疾患を招く一つの原因であり、喫煙によって血管の壁が損傷してしまい、血液の成分も血栓を形成しやすくなるなど、血液ドロドロ及び血管ボロボロの大きな原因となっています。近年の疫学研究においても、喫煙状態が栄養・食事や運動と同じくらい、もしくはそれ以上に重要な要素として検討されています。
血液がドロドロになることを気にするのであれば、偏った食事内容や運動不足だけでなく、喫煙習慣のある人は、その影響の大きさについても考えてみる必要がありそうです。

生活習慣を改善して血液をサラサラに

血液をドロドロの状態からサラサラの状態へと変えるために、主に食事・運動・喫煙の面から、日頃の生活習慣を見直してみましょう。
たとえば、運動習慣がまったくなく、どうしたものか…という人は、通勤や買い物で家と目的地を往復する時間を利用して、毎日10分間の早歩きからやってみましょう。10分のウォーキングでだいたい1000歩位になり、それだけで立派な運動になります。

なかには、簡単には変えられない生活習慣もあると思います。そんなときは、周りの家族や専門機関の協力を仰ぎましょう。
とくに喫煙習慣がある人は、辞めようと思ってもなかなか実行に移せない場合が多いのではないでしょうか。病院の禁煙外来などに行くと、生活指導やカウンセリングといった禁煙を続けるためのサポートとともに、ニコチンガムやニコチンパッチを使った禁煙治療を受けることが可能ですので、利用しましょう。

血液サラサラを応援する食品をチェック!

食生活面の改善では、前述したオリーブオイルや食物繊維のように、LDLコレステロールを下げる作用がある食品などを積極的に摂りたいものです。他にも、血液をサラサラにすることに役立つおすすめの食べ物としては、次のようなものがあります

青魚でn-3系多価不飽和脂肪酸を確保する

背の青い魚には、中性脂肪を下げる働きがあります。青魚類の脂肪にはEPAやDHAというn-3系多価不飽和脂肪酸が多く含まれるので1日1切れ位食べると良いと言われています。EPAを多く含む食品には、サバ・イワシ・マグロなどがあります。

注目したい、牛乳の脂質代謝改善作用

牛乳の成分、とくに乳清(ホエー)タンパク質には、コレステロール代謝を改善する作用があると考えられており、ラットを用いた実験・研究などでその効果が確認されています。また、カルシウムと乳成分を同時に摂取すると、その相互作用によって脂質代謝改善作用が得られるという報告もあり、今後の研究成果に期待が寄せられています。

この他には、黒酢に血流改善効果があるという説があります。また、農畜産業振興機構は、たまねぎやニラなどに含まれる硫化アリルというイオウ化合物に血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ効果などがあると言っています。

まとめ

血液ドロドロを改善し、サラサラにするためのヒントをいくつかご紹介してきましたが、実践できそうなものは見つかりましたか? LDLコレステロールや中性脂肪は、増えすぎると血液がドロドロする原因となり、動脈硬化性疾患を誘発してしまいます。それを予防するには食事・運動・喫煙などの生活習慣について、どれか一つだけというよりも、トータルな視点で見直すことがおすすめです。

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